マンジャロを2本打つのは大丈夫?

マンジャロ(Mounjaro)は、週1回投与するGLP-1/GIP受容体作動薬で、主に体重管理や血糖コントロールを目的として使用されます。

検索で「マンジャロ 2本打つ」と調べている方の多くは、

・効果が弱い気がする
・早く体重を落としたい
・打ち忘れた分をまとめて打っていいのか
・2本同時に打てば効き目が強くなる?

といった疑問や不安を感じているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、自己判断でマンジャロを2本打つことは推奨されていません。

マンジャロは「週1回・決められた用量」で使う薬です

マンジャロは、週1回の皮下注射として設計されている薬剤です。
用量は通常、

・2.5mg(導入量)
・5mg
・7.5mg
・10mg

と段階的に増量していくのが基本です。

これは、副作用を最小限に抑えながら効果を最大化するためであり、
「効果が弱いから2本打つ」という使い方は想定されていません。

マンジャロを2本打つとどうなる?考えられるリスク

マンジャロを同時に2本打った場合、以下のような副作用リスクが高まります。

・強い吐き気・嘔吐
・下痢、腹痛
・食事がほとんど摂れなくなる
・脱水症状
・低血糖(特に他の糖尿病薬を併用している場合)

特に導入初期や低用量の段階で2本打つと、体が慣れていないため副作用が強く出る可能性があります。

打ち忘れた場合に2本まとめて打ってもいい?

「先週打ち忘れたから、今週2本打ってもいい?」という質問もよくあります。

この場合も、自己判断で2本まとめて打つことは避けてください。

一般的には、
・打ち忘れに気づいた時点から一定期間以内であれば1本のみ追加
・次回分とまとめて2本打つことはしない

といった対応が必要になります。
正確な対応は、必ず医師に相談しましょう。

効果が出ないと感じる場合の正しい対処法

マンジャロの効果を感じにくい場合、以下のような理由が考えられます。

・まだ導入量(2.5mg)の段階
・投与期間が短い
・食事内容や生活習慣の影響
・適切な用量に達していない

この場合、自己判断で2本打つのではなく、医師の判断で用量を調整することが重要です。

マンジャロは医師管理のもとで安全に使いましょう

マンジャロは非常に効果的な薬である一方、使い方を誤ると体調を大きく崩す可能性があります。

・2本同時に打つ
・勝手に用量を増やす
・頻度を早める

といった使用方法は避け、必ず医師の指示に従ってください

LORE CLINICではマンジャロの安全な処方・フォローを行っています

LORE CLINICでは、マンジャロを含む医療ダイエット治療について、

・医師による適切な用量設計
・副作用リスクの丁寧な説明
・体調や効果に応じた調整

を行いながら、安全性を重視した処方を行っており、

公式LINEでのアフターフォローも行っております。

「効果が出ない」「増量していいのか不安」といった場合も、お気軽にご相談ください。


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マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、医師の診察および判断のもと処方される医療用医薬品です。
本治療は自由診療(保険適用外)となります。
マンジャロは日本国内において2型糖尿病治療薬として承認されていますが、美容・減量目的での使用は適応外使用に該当します。
治療の効果や感じ方には個人差があります。
主な副作用として、吐き気、食欲不振、胃部不快感、下痢、便秘などが報告されています。
すべての方に同様の効果や安全性を保証するものではありません。
治療開始にあたっては、医師が診察を行い、適応を判断します。

この記事を書いた人

内科・美容皮膚科医
ロアクリニック院長

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