美容医療に関心を持ち始めると、SNSや口コミサイトで「ピンクグロー」という名前を見かけることが増えてきたかもしれません。韓国発の美肌注射として紹介されることが多く、透明感やくすみ改善を目的とした施術として注目を集めています。
とはいえ、「水光注射と何が違うの?」「ヒアルロン酸を注入するもの?」など、名前だけでは中身がイメージしにくい施術でもあります。美容医療がはじめての方にとっては、可愛らしい名前とは裏腹に、施術内容がわかりにくく感じられることもあるかもしれません。
この記事では、ピンクグロー注射がどのような施術で、どのような成分が使われているのか、そして期待できる効果や気をつけておきたいポイントについて、基礎からやさしく解説していきます。
- 「肌のくすみが気になって、メイクでも隠しきれない」
- 「シミや肝斑のような影が気になりはじめた」
- 「乾燥しやすく、肌にハリやツヤが感じられない」
- 「毛穴の開きや小じわが年々目立つようになってきた」
- 「水光注射やヒアルロン酸注入との違いがよくわからない」
LORE CLINICでは、患者様お一人おひとりの肌状態やご希望をカウンセリングで丁寧にお伺いした上で、ピンクグロー注射を含む複数の美肌メニューの中から適したご提案をしております(自由診療となります)。
☰ 目次
- ピンクグロー注射とは?
- 仕組み/製剤に含まれる主な成分
- LORE CLINICでは(大切なお知らせ)
- こんな方におすすめです
- 他施術との違い
- ダウンタイム
- 痛みは?
- 何回・どのくらいの頻度で受けるといい?
- 施術後の注意点
- リスク・副作用について
- LORE CLINICのピンクグロー注射
- よくある質問
ピンクグロー注射とは?
ピンクグロー注射とは、韓国で開発された美肌施術のひとつで、複数の美容成分をひとつの製剤にブレンドした、いわゆる「メソカクテル(メソセラピー用に複数成分を配合した製剤のこと)」を肌の浅い層に注入する施術です。「メソセラピー」とは、肌の比較的浅い部分に細い針で有効成分を届ける注入治療全般を指す言葉です。名前の通り、施術後の肌がぱっと明るく見えることを目指して設計されていると紹介されることが多い施術です。
日本では2020年代以降、韓国発の美容医療トレンドのひとつとして紹介される機会が増えましたが、水光注射やヒアルロン酸注入と比べるとまだ歴史が浅く、施術内容や成分についての情報は限られています。
ピンクグロー注射は複数の美容成分を配合した製剤を使用する施術で、製造元やクリニックによって配合内容が異なる場合があります。効果の考え方や安全性は成分ごとに異なるため、本記事の内容は一般的な情報としてご参照ください。
仕組み/製剤に含まれる主な成分
ピンクグロー注射で使用される製剤には、一般的に次のような成分が含まれているとされています。
| 成分 | 主な役割(とされているもの) |
|---|---|
| PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド) | 鮭の白子由来のDNA成分。肌の土台を支える線維芽細胞(コラーゲンなどを作る細胞)の働きをサポートすると言われる成分です。 |
| グルタチオン | もともと体内にも存在する抗酸化成分。美白ケアを目的として配合されることが多い成分です。 |
| ビタミン類(A・C・E・B群など)・ビオチン | 肌の代謝やハリ・うるおいのサポートを目的として配合されます。 |
| 非架橋ヒアルロン酸 | 水分を抱え込む性質を持ち、肌のうるおい保持を目的として配合されます。 |
| ペプチド・アミノ酸類 | 肌のバリア機能のサポートを目的として配合されることがあります。 |
製剤によって配合比率や成分の組み合わせは異なるため、「ピンクグロー」という名称であっても、クリニックによって使用している製剤が同一とは限りません。ご不安な場合は、事前のカウンセリングで使用製剤の詳細をご確認いただくことをおすすめします。
LORE CLINICでは(大切なお知らせ)
ピンクグロー注射で使用される製剤は、本記事作成時点(2026年9月)で、日本国内において医薬品としての薬機法上の承認を受けていません(未承認医薬品に該当します)。LORE CLINICでこの施術をご提供する場合、医療広告ガイドラインに基づき、以下の点を必ずご確認いただいた上でご検討いただいております。
- ①未承認の医薬品を使用する自由診療です。国内の薬事承認を受けた医薬品ではありません。
- ②入手経路:医師が自らの責任において個人輸入した製剤を使用します(医師による個人輸入)。
- ③国内で薬事承認を受けた同種の美肌注射(水光注射に用いられる承認製剤など)は一部存在しますが、ピンクグロー注射と同一の配合による承認薬は国内にありません。
- ④海外における状況:韓国国内では美容医療の現場での使用実績があるとされていますが、米国FDAや欧州CEマークなど、日本国外における主要な薬事承認・安全性情報について、当院が確認できる公的な情報は本記事作成時点では見当たりませんでした。海外製品に関する情報は変化が早いため、最新の状況は個別にご確認ください。
- ⑤万が一重篤な副作用が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。
上記は一般的な情報であり、製剤の承認状況は今後変更される可能性があります。正確な最新情報については、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)などの公的情報もあわせてご確認いただくことをおすすめします。
こんな方におすすめです
- 肌のくすみが気になり、透明感のあるお肌を目指したい方
- 乾燥による肌のごわつきやハリ不足が気になる方
- 毛穴の開きや小じわなど、複数の肌悩みをまとめてケアしたい方
- 水光注射など他の美肌注射を試したことがあり、別のアプローチも試してみたい方
※妊娠中・授乳中の方、成分に対するアレルギーが疑われる方などは施術をお受けいただけない場合があります。また効果には個人差があります。詳しくはカウンセリングでご相談ください。
他施術との違い
LORE CLINICでは水光注射やジュベルック・リジュランといった肌育注射(肌の土台を育てることを目的とした注射の総称)も取り扱っています。名前も施術方法も似た部分があるため、違いを整理しておきましょう。
水光注射ヒアルロン酸を主成分とした製剤を、専用の機器で肌全体に均一に注入する施術。うるおい補給が主な目的とされています。
ピンクグロー注射PDRNやグルタチオンなど複数成分を配合した製剤を注入。うるおい補給に加え、美白ケアの側面も併せ持つとされる施術です。
ジュベルック/リジュランPN(ポリヌクレオチド)を主成分とし、肌そのものの土台づくり・弾力サポートを目的とする施術として紹介されることが多いメニューです。
どの施術が適しているかは肌状態やご希望によって異なります。個人差があるため、複数メニューを比較しながらカウンセリングでご相談いただくことをおすすめします。
ダウンタイム
施術直後は針を刺した部分に赤みや軽い腫れが出ることがありますが、多くの場合24時間程度で落ち着くとされています。ごくまれに、点状の内出血が生じることがありますが、メイクで隠せる程度であることが多く、1週間ほどで自然に目立たなくなるとされています。ただし経過には個人差があります。
※翌日からのメイクは可能とされることが多いですが、施術当日はクリニックの指示に従ってください。
痛みは?
使用する針は比較的細いものが多く、痛みの感じ方には個人差がありますが、麻酔クリームの使用などにより負担を軽減できる場合があります。痛みに不安がある方は、事前にカウンセリングでご相談ください。
何回・どのくらいの頻度で受けるといい?
一般的には月1回程度のペースで、数回にわたって受けることで変化を実感しやすいと紹介されることが多い施術です。ただし肌状態や目的によって適した頻度は異なり、効果の感じ方にも個人差があります。詳しい回数の目安は、カウンセリングで肌状態を確認した上でご案内します。
施術後の注意点
- 施術当日は激しい運動や飲酒、長時間の入浴(サウナ等)は控えていただくことをおすすめします
- 紫外線対策(日焼け止め等)をいつも以上に意識していただくことをおすすめします
- 施術部位を強くこすったり、強い刺激を与えたりすることは避けてください
- 赤みや腫れが長引く、強い痛みが続くなど気になる症状がある場合は、早めにクリニックへご連絡ください
リスク・副作用について
よくあるもの注射部位の赤み、軽い腫れ、内出血、かゆみなど。多くは数日以内に自然に落ち着くとされていますが、個人差があります。
頻度は低いもの内出血が広範囲に及ぶ場合や、かゆみ・違和感が長引く場合。まれに成分に対する軽度のアレルギー反応が生じることがあります。
まれだが重要感染症、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー等)。頻度は低いとされていますが、医療機関での対応が必要となる可能性があるため、異変を感じた場合は速やかにご連絡ください。
LORE CLINICのピンクグロー注射
LORE CLINICは「スローエイジング(急激な変化ではなく、時間をかけて無理なく肌状態を整えていくという考え方)」をブランドコンセプトに掲げています。ピンクグロー注射についても、単発の施術としてだけでなく、水光注射やケアシス(電気穿孔法とも呼ばれる、薬剤を肌に浸透させる技術を使った施術)など他の美肌メニューと組み合わせたご提案も行っています。
女性医師が施術・カウンセリングを担当しており、肌の状態やご希望を丁寧にお伺いした上でメニューをご案内していますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. ピンクグロー注射はどのくらいで効果を感じられますか?
施術直後から肌のうるおい感を感じる方もいらっしゃいますが、くすみの改善など実感の仕方には個人差があります。継続して受けることで変化を感じやすいと紹介されることが多い施術です。
Q. 水光注射と両方受けることはできますか?
組み合わせについてはカウンセリングで肌状態を確認の上でご案内しています。ご希望がある場合はお気軽にご相談ください。
Q. 敏感肌でも受けられますか?
肌状態やアレルギーの有無によっては施術をお受けいただけない場合があります。事前のカウンセリング・問診で確認させていただきます。
Q. 保険は使えますか?
ピンクグロー注射は美容目的の施術のため自由診療(保険適用外)となります。費用の詳細は院内でご確認ください。
まとめ
ピンクグロー注射は、PDRNやグルタチオンなど複数の美容成分を配合した製剤を肌に注入する、韓国発の美肌施術です。透明感やうるおいを目的として紹介されることが多い一方、日本国内では未承認の医薬品を用いる自由診療にあたるため、施術を検討する際は仕組みやリスクについて正しく理解しておくことが大切です。
効果や経過には個人差があり、断定的な保証はできません。ご自身の肌状態に合った選択をするためにも、水光注射や肌育注射など他のメニューと比較しながら、カウンセリングで気になる点を相談してみてください。
【本記事に関する重要事項】
ピンクグロー注射は自由診療(保険適用外)であり、使用製剤は本記事作成時点で日本国内において薬機法上の承認を受けていない未承認医薬品です。効果の感じ方や経過には個人差があり、記載内容を保証するものではありません。リスクとして、赤み・腫れ・内出血などの比較的よくみられる症状から、まれに感染症や重篤なアレルギー反応が生じる可能性があります。万が一重篤な副作用が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。費用や施術内容の詳細は、必ず院内カウンセリングにてご確認ください。

